NYダウ 11,837 (+55)
ナスダック 2,765 (+10)
為替 82円65銭/ドル
CME 10,575
(大証比+55)
原油(WTI) 91.38 (-0.16)
『三連休明けの米国市場はNYダウ、ナスダックそろって続伸して引けた。』
この日は米経済指標の一角が今ひとつ振るわず、金融大手・シティグループの決算も市場予想を下回るなどマイナス要因もあったものの、今後の企業決算への期待は依然根強く、買い先行の流れとなった。
大型優良株は全般に小高く、石油・産金株やバイオ、通信が買われ、一方、輸送の一角が安い。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は10,575円と昨日の大証より55円高く、ADR(米国上場の日本株)も総じて高い。
為替は1ドル=82円台半ば、1ユーロ=110円台半ばでそれぞれ推移している。
*米市場引け後に出た注目のアップル社の決算は、過去最高益を更新している。
東京は小確り(=小幅続伸)の展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1240万株、買いが1600万株で、360万株の買い越しとなっている。)
三連休明けの米国株高、CME・ADRの堅調と、今朝は好材料がそろったことから、朝方は先物を中心に買いが先行すると思われる。
”アップル効果(好決算)”を背景に、ハイテク株や電子部材関連への見直し買いが期待されるほか、最近の為替の落ち着きから国際優良銘柄も総じて高いと見られ、指数を支えると想定される。
買い一巡後は、国内外の企業決算への見極めもあり、多少上値は重くなると見られるが、押し目買いの流れから総じて値保ちは良いと考えられる。