NYダウ 11,697 (−25)
ナスダック 2,709 (+7)
為替 83円35銭/ドル
CME 10,495
(大証比−15)
原油(WTI) 88.38 (−1.92)
『米国市場はNYダウが5日ぶりに小反落し、ナスダックは小幅に続伸して引けた。』
ここ堅調続きへの反動や、この日の米経済指標(=昨年12月・既存店売上高)が市場予想に届かなかったこともあり、小口の売りに押される展開となった。
また、来週のポルトガル国債入札や今晩の米雇用統計を控えていることも警戒感を誘った模様。
大型優良株は高安まちまちで、銀行、保険、小売りが安く、一方、コンピュータ・半導体関連や通信、バイオが高い。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は10,495円と昨日の大証より15円安く、ADR(米国上場の日本株)も総じて小安い。
為替は1ドル=83円台前半、1ユーロ=108円台半ば(やや円高)で推移している。
週末の東京は小安く揉み合う展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1140万株、買いが1760万株で、620万株の買い越しとなっている。)
米株市場やCME・ADRは幾分弱めに終わり、為替も円高ユーロ安気味に振れている影響で、朝方は小安く始まり、その後も揉み合う相場展開が想定される。
年明けから好調が続いていることや、三連休を控えていることもあり、今日に関しては、買い方はやや慎重姿勢になると考えられる。
個別では、海外商品安の影響で市況関連に手仕舞いが予想されるほか、ここ戻りの目立った精密にも利食いの動きが進むと考えられる。
一方、物色の対象は低位材料株が中心か。
指数の日足は、日経・TOPIXともにオールピンク・先読みピンクと上値慕いにあり、右欄の6色分布図や増田レシオも再び強含んでいることから、ここは押し目買いスタンス継続と判断される。