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増田足 チャート分析ソフト【 2010-9-29 増田足 概要夕刊】 『反発。円高の影響は限られ、意外高。個別物色の動きも徐々に活発化。』 日経平均は63円高の9,559円で引けた。 ADRは総じて安く、更にドル安円高と今朝の地合いは良くなかったものの、日銀短観(9月)の好内容を追い風に、朝方は予想に反して小高く始まった(大企業製造業DIは+8 事前の予想値は+6)。 今日は下げを予想する向きも多かったことから、先物などに買い戻す動きが強まり、9,600円台を回復する場面もあった。 買い一巡後は、先物への大口売りで一気に萎んだものの、前場中頃から再び持ち直す展開となった。 昼間のバスケット取引は買い決めがやや優勢と伝わったことや(約430億円成立)、香港市場の上昇などもあり、後場は上げ幅をやや広げて始まった。 日米での追加的金融緩和策への思惑も働いて、小型株などに個人などの積極的な買いが集まり、市場心理を下支えした。 市況関連(石油・鉱業・非鉄・商社・海運)が値上がり上位を占め、低位の一角も幅広く買われ、値上がり銘柄数は1275とほぼ全面高の様相。 一方、東電の久方ぶりの増資報道を受けて電力ガスが安かったほか、陸運・その他金融など内需の一部がさえず、値下がり数は258。 一日を通して円高気味に推移したものの、株式への影響は意外に小さく、後場はおおむね9,500円台半ばで推移した。 出来高は17億5000万株、売買代金は1兆3000億円へと一気に増えている。 日経平均・TOPIXの日足は3日足・25日足ピンクと上昇基調(戻り)を維持しているものの、先読みはブルーと出ており、ここ連日、指数の方向感が定まらない。 一方、右欄の6色分布図を見ると、日経225ベースでは足踏みが続いているのに対して、TOPIXでは波動の改善が鮮明で、市場センチメントの回復は鮮明。明日も個別物色(個別株の戻り)が見られるか
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