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増田足 チャート分析ソフト【 2010-9-24 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,662 (−76) ナスダック 2,327 (−7) 為替 84円40銭/ドル CME 9,365 (大証比−155) 原油(WTI) 75.18 (+0.47) 『米国市場はNYダウ、ナスダックそろって続落して引けた。』 米雇用情勢を示す指標(週間毎の新規失業保険申請件数)が予想に反して悪かったことや、複数の欧州経済指標が悪い内容を示した影響から、売り優勢の展開になった。 また、住宅動向に関する指標(8月 米中古住宅販売件数)は良かったものの、効果は限られた。 大型優良株は総じてさえず、金融セクターや輸送、保険、バイオが安く、一方、半導体関連の一角が高い。 シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は9,365円と一昨日の大証より155円安く、ADR(米国上場の日本株)は全面安で終わっている。 為替市場は1ドル=84円台半ば、1ユーロ=112円台前半へと、ここ連日、円高気味に推移している。 週末の東京は調整色の濃い展開(=続落)が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1390万株、買いが1310万株で、80万株の小幅売り越しに転じている) 米株続落、CME・ADR安、円高と、今朝は悪い条件が揃ったことから、朝方は先物を中心に売り先行で始まると思われる。 個別では、円高懸念の燻りから輸出関連に手仕舞いが予想され、加えて、米金融株安に伴い国内金融セクターも弱いと見られる。 週末の接近で全般にエネルギー不足の中、物色の対象は個別株中心と思われ、中国との関係悪化から資源・リサイクル関連(レアアース)が注目されるほか、中間配当取りの動きでディフェンシブ銘柄(電力ガス・食品・薬品)も見直されるか。(中間期権利取りは27日が最終日) 指数の日足は、上昇トレンドの中でここ戻り一服状態にあることや、今朝の相場環境は芳しくないことを踏まえ、今日は様子見と考えられる。
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