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増田足 チャート分析ソフト【 2010-9-13 増田足 概要夕刊】 『3日続伸。民主党代表選を控え、後場伸び悩み。』 日経平均は82円高の9,321円で引けた。 米景気の過度な減速懸念が和らぎ、先週末の米国株が続伸していたことや、1ドル=84円台前半で落ち着いていたことから、週明け東京の寄り付きは、買い優勢で9,300円台を回復してのスタートとなった。 主力の輸出関連や、バーゼル銀行監督委員会(国際的な金融危機再発防止機関)で新しい規制が合意され、増資懸念の後退したメガバンクが相場を牽引し、9,400円目前まで戻りを試した。 その後は、3日続伸で短期的な利益確定の動きや、戻り待ちの売りも出て、多少伸び悩みを見せたが、前場は総じて堅調に推移した。 中国8月消費者物価指数の上昇は予想の範囲内と受け止められ(金融引き締め懸念が後退)、上海株が一段高していたことから、買い安心感を誘い、後場寄り後は緩やかながら、再び上げ幅を広げていった。 ただ、明日の民主党代表選結果を控え、積極的に買いに向かう動きは乏しく、前場の高値を上抜けるまでには至らず、後場中頃よりは高値水準で膠着感を強めた。 個別では、石油・非鉄・海運・鉱業など資源・市況関連が総じて強かったほか、メガバンク・証券・その他金融や、精密・自動車・電機など値嵩の輸出関連が指数を牽引し、値上がりは795銘柄だった。 一方、電力・ガスや陸運・小売といった内需関連の一角が小安く、値下がり銘柄数は679だった。 引けにかけては、幾分円高気味に動いたことを嫌気して、上げ幅を縮小。結局本日の安値圏で大引けを迎えた。 出来高は14億5000万株、売買代金は1兆円で、かろうじて1兆円に乗せたに留まった。 指数の日足は、両指数ともに、75日足や25日足ブルーで下降トレンドの中、3日足や明日の先読みはピンクで「目先戻り」。3日足は25日足をゴールデンクロスして波動は「下降の終焉F」に一歩改善した。 また、右欄6色分布図や増田レシオでも、市場のセンチメントは改善傾向を示しており、日経の上昇波動銘柄は6割を超え、TOPIX(東証1部全体)に先行している
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