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増田足 チャート分析ソフト【 2010-9-10 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,415 (+28) ナスダック 2,236 (+7) 為替 83円85銭/ドル CME 9,140 (大証比+50) 原油(WTI) 74.25 (−0.42) 『米国株式はNYダウ、ナスダックそろって小幅に続伸して引けた。』 引き続き経済指標に注目が集まる中、米雇用情勢を示す指標(週間毎の新規失業保険申請件数)が予想以上に減り、加えて、米貿易赤字(7月)も大幅に縮小したことを好感して買いが集まった。 大型優良株は全般に小確りで、銀行、保険、バイオ、コンピュータが小高く、一方、産金株や輸送の一角が若干下げている。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物 最終日)は9,140円と昨日の大証より50円高く、ADR(米国上場の日本株)も総じて小確りで終わっている。 為替は、1ドル=83円台後半、1ユーロ=106円台半ばで推移している。 週末の東京は揉み合う展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1200万株、買いが2050万株で、850万株の買い越しに転じている。) 米株続伸やCME・ADR高はプラスの材料であるが、一方、日本振興銀行の経営破たん(=初の「ペイオフ」発動)というマイナス材料もあって、寄りはきのうの終値近辺で始まると見られる。(寄りでのメジャーSQは波乱なく通過すると思われる) また、8:50にはGDP改定値(4-6月期)が予定されており、市場予想並みの内容になれば(前期比+0.4)、相場への影響は小さいと想定される。 週末の接近や為替動向への警戒感から、主力株(輸出関連)は総じて手掛けづらく、ここ動きの出ている低位材料株や旧・仕手系銘柄への短期売買が商いの中心になるか。 一方、日本振興銀行の経営破たんを受けて、一部の地銀やその他金融の一角に警戒売りが出て、相場の重石になると想定される。 日経平均・TOPIXの日足は、オールブルー・先読みブルーと弱く、右欄の6色分布図も若干の崩れが見られる。週末の接近もあいまって、本日も様子見の一日と考えられる。
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