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増田足 チャート分析ソフト【 2010-9-08 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,340 (−107) ナスダック 2,208 (−24) 為替 83円85銭/ドル CME 9,095 (大証比−125) 原油(WTI) 74.09 (−0.51) 『三連休明けの米国市場はNYダウ、ナスダックともに大幅反落。』 米経済専門紙「WSJ(ウォールストリート・ジャーナル)」は、今年7月に実施された欧州・ストレステストに関して、一部の銀行が十分な情報開示を行っていないことを指摘し、これを受けて金融株を中心に売り先行の流れとなった。 また、前日にオバマ大統領は景気刺激策を発表していたが、今回の報道で相場への効果は薄れてしまった。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は9,095円と昨日の大証より125円安く、ADR(米国上場の日本株)は全面安となっている。 為替市場では、ドル売り、ユーロ売りの流れが加速しており、1ドル=83円台後半、1ユーロ=106円台後半へと、いずれも円高に振れている。 東京は続落が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1660万株、買いが1440万株で、220万株の小幅売り越しに転じている。) 欧米株安、CME・ADR安、一段の円高進行と、今朝は悪い条件がそろった影響で、寄りは先物を中心に売り優勢が想定される。 業種では、輸出関連(国際優良銘柄)に売りが嵩むと見られ、また、今回のWSJの報道のあおりで金融セクターや不動産にも手仕舞いが及ぶと見られる。 かねてから実需の買いが入りづらいうえに、今朝の地合いの悪化やメジャーSQでもあり、売り方の仕掛け的な動きにも警戒が必要か。 指数の日足は、下降トレンドでの「目先の戻り」にあり、右欄の6色分布図の改善も著しいが、今朝の地合いを考慮してここは休む場面と判断される。
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