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増田足 チャート分析ソフト【 2010-9-06 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,447 (+127) ナスダック 2,233 (+33) 為替 84円40銭/ドル CME 9,180 (大証比+80) 原油(WTI) 74.6 (−0.42) 『先週末の米国株式は大幅上昇。NYダウは4日続伸。』 注目された米8月雇用統計は、民間部門の雇用者数が予想以上に伸びたことなどから、景気に対する悲観論が後退し、朝方から買い優勢で始まった。 さらにオバマ大統領が、追加の景気刺激策構想を発表するとの期待感も相場を後押しし、終日堅調推移となった。 大型優良株はほぼ全面高で、特に金融・通信・半導体などの上昇が目立った。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は9,180円と、先週末の大証より80円高く、ADR(米国上場の日本株)も概ね堅調に推移している。 為替は、1ドル=84円台半ば、1ユーロ=108円台後半と、ひとまず円高は一服している。 週明けの東京は、戻りを試す相場展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1050万株、買いが1040万株で、10万株の小幅売り越しに転じている。) 米国株やCME・ADRはいずれも高く、今朝の相場環境は総じて良いことから、寄り付きは先物や主力株を中心に買い優勢のスタートが想定される。 輸出関連や市況関連、さらに金融関連などに買い戻しや見直し買いが見込まれる。 民主党代表選で政治的空白の中、国内独自の買い手掛かり材料には乏しく、また、先週も買いの主体は売り方の買い戻しとの見方から、買い一巡後は上値の重たさを示しかねない。 本日も為替の動向を横にらみしつつ、今晩の米国市場は休場(レーバー・デー)という要因もあり、次第に膠着感を強めそう。 指数の日足は、両指数揃って依然下げトレンドの中、3日足や先読みがピンクで、目先は「戻り」となっている。 右欄6色分布図や増田レシオでも、市場のセンチメントに改善の兆しが出始めてはいるものの、本格的な上昇パターンには程遠く、慎重スタンスをまだ崩せない。
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