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増田足 チャート分析ソフト【 2010-9-06 増田足 概要夕刊】 『4日続伸。全面高で、およそ2週間半ぶりに9,300円台を回復。』 日経平均は187円高の9,301円で引けた。 先週末、米雇用統計の発表を受けて、米国株が大幅続伸していたことや、円高一服も支援材料に、週明け東京の寄り付きは、買い優勢で9,200円台を回復してのスタートとなった。 その後、戻り売りに多少上げ幅を縮小させる場面も見られたが、輸出関連や金融関連など主力株に断続的に買戻しや見直し買いが入り、前場は堅調に戻りを試した。 ただ、積極的な買いは見られず、今晩の米国市場が休場(レーバー・デー)で外国人投資家不在という要因も重なり、相変わらず商いは低調のままだった。 昼間のバスケット取引は売り決めやや優勢と伝わり(約152億円成立)、後場寄り直後に伸び悩みを見せたが、アジア株が軒並み堅調推移していたことから、13時ごろには前場の高値を上抜けするなど、戻りの強さを示した。 その後は、国内に新たな手掛かり材料もなく、9,250円前後の高値水準で次第に膠着感を強めていった。 個別では、保険・証券・その他金融(金融関連)の戻りが目立ったほか、ゴム・機械・海運・商社など市況関連、景気敏感関連が終日堅調に推移し、値嵩の電機・精密なども指数を牽引し、33業種すべてが値上がりし、銘柄数も1460銘柄を数えた。 一方、先駆した材料株が個別に売られた程度で、値下がり銘柄数は116に過ぎない。 引けにかけては、週末の先物SQを控え、持ち高調整とみられる大口の買い注文観測もあり、本日の高値水準で大引けを迎えた。 出来高は14億8000万株、売買代金は1兆円と低調が続いている。 指数の日足は、両指数ともに、75日足・25日足ブルー(下降トレンド)の中、3日足や明日の先読みはピンクで、目先「戻りを試す」形となっている。 また、右欄6色分布図や増田レシオでも、上昇波動の銘柄数が増え、市場のセンチメントに改善傾向が表れており、商いを伴ったもう一段の改善が期待される
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