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増田足 チャート分析ソフト【 2010-9-03 増田足 概要夕刊】 『3日続伸して、火曜日の下げ幅をほぼ取り返す。』 日経平均は52円高の9,114円で引けた。 米株続伸、CME高、商品高を追い風に、朝方は全般に買いが先行して9,100円台に乗せた。 市況関連の一角や値がさ株、不動産セクターの上げが目立ち、10時過ぎまでじりじりと戻りを試したが、前引けにかけては週末を控えて早めに手仕舞う動きが出て急速に伸び悩んだ。 また、その後のアジア市場が総じてさえなかったことや、円高気味に振れた影響で、後場寄り直後には下げに転じる場面もあった。 13時を回ると、売り方の手仕舞い(買い戻し)で再び上値慕いで推移したが、9,100円を超えると失速した。 鉱業・非鉄をはじめガラス・化学といった素材関連が高く、値上がり銘柄数は105を数えた。 一方、原油の騰勢を嫌気して紙パルプ・空運が安く、食品・小売といった内需系もさえず、値下がり数は474であった。 後場中頃からは、今晩の米雇用統計(8月)への見極めムード一色で膠着状態が続いたが、大引けにかけてやや買い戻され、9,100円台に乗せて終わった。 出来高は13億8000万株、売買代金は1兆円と超低水準。 指数の週足は、日経平均・TOPIXともにオールブルー・先読みブルーと弱いが、3週影足ははらんで、目先下げ止まった。 また、右欄の6色分布図の状態は相変わらず芳しくないものの、両指数そろってさほどの悪化は見られず、両増田レシオも”陰の極”の水準にほぼ達しつつある(日経は−73.6、TOPIXは−67.2)。 まだまだ先行き読みづらいが、まずは今晩の米雇用統計次第で、来週の展開が見えてくるか
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