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増田足 チャート分析ソフト【 2010-9-01 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,014 (+5) ナスダック 2,114 (−6) 為替 84円5銭/ドル CME 8,830 (大証比+30) 原油(WTI) 71.92 (−2.78) 『米国市場はNYダウが小戻しし、ナスダックは小幅続落。』 注目の米経済指標や米金融当局の動向を睨みながら、前日の終値を挟んで揉み合った。 米消費者の動向を示す指標(8月 消費者信頼感指数)は予想を上回ったものの、この日に公開されたFOMCの議事録のなかで、米金融当局は厳しい景気認識を示しており、投資家心理を冷やした。 大型優良株は高安まちまちで、石油や銀行、保険が小高く、一方、産金株や通信、バイオ、コンピュータ・半導体関連が下げている。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は8,830円と昨日の大証より30円高く、ADR(米国上場の日本株)は総じて小安く終わっている。 為替は1ドル=84円台前半、1ユーロ=106円台後半へといずれも円高気味に推移している。 東京は揉み合い・調整色の濃い相場つきが想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1630万株、買いが1310万株で、320万株の売り越しとなっている。) 米株市場は小幅の上げ下げに終わり、加えて円高・商品安と今朝の相場環境はあまり芳しくないことから、朝方はきのうの終値近辺で始まり、その後も一進一退の揉み合いが予想される。 個別では、ユーロ安や原油安の影響から精密・機械や市況関連(鉱業・石油・商社)が弱いと見られ、一方、ここ手詰まり感からディフェンシブ(電力ガス・薬品)や低位の一角が物色されるか。 ただ、全般的には内外の景気失速懸念に加え、円高圧力、政治的空白(民主党代表選)など市場を取り巻く環境は悪く、終日、動意に乏しく薄商いが続くと考えられる。 日経平均・TOPIX指数の日足は、再びオールブルー・先読みブルーと弱く、右欄の6色分布図は目先横バイで方向性が見づらい。 地合いの悪さもあいまって、本日も「様子見」の一日と判断される。
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