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増田足 チャート分析ソフト【 2010-9-01 増田足 概要夕刊】 『反発。円高一服でひとまず買い戻しが先行。』 日経平均は103円高の8,927円で引けた。 今朝の米株市場が小動きに終わり、為替も再び円高に振れるなど、今朝の地合いはあまり芳しくなかったことから、寄りは前日の終値近辺で始まった。 昨日の急反落にもかかわらず、リバウンド狙いの積極的な買いはなく、小幅の上げ下げがしばらく続いた。 前場中頃、円高が一服すると、いったん買い戻す動きでプラスに転じ、前引けまでじり高で推移した。 また、昼休みには、中国経済指標の好調や、民主党・小沢氏が、最近の円高に関して、あらゆる方策を尽くす意向であることが報じられ、後場寄りは8,900円台に乗せて始まった。 その後、一段と買い進む動きはなかったものの、今日の高値圏で底堅く揉み合った。 原油先物市場の切り返しから石油・鉱業が高く、不動産、建設や鉄鋼・非鉄、主要の精密セクターも確りで、値上がり銘柄数は862、31業種がプラスだった。 一方、紙パルプ・水産の一角がさえず、値下がり数は649。 引けにかけても8,900円台をおおむねキープした。 出来高は16億3000万株と増え、売買代金は1兆1000億円と昨日並み。 指数の日足は、日経平均・TOPIXそろってオール・ブルー・先読みブルーとさえないが、3日影足ははらんで目先下げ止まった。 一方、右欄の6色分布図では両指数ともにやや波動の崩れが見られる。 指数は小戻ししたものの、市場センチメントはむしろ悪くなっており、まだまだ揉み合い・調整色の濃い局面が続くか
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