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増田足 チャート分析ソフト【 2010-8-27 増田足 概要朝刊】 NYダウ 9,985 (−75) ナスダック 2,118 (−23) 為替 84円45銭/ドル CME 8,835 (大証比−55) 原油(WTI) 73.36 (+0.84) 『米国株式は反落。GDPを警戒して、NYダウは1万ドル割れ。』 雇用に関する経済指標(=新規失業保険申請件数)が予想よりもよい内容で、買い優勢でスタートしたものの、今晩発表の4-6月期GDP(改定値)が大幅下方修正されるとの警戒感から、マイナス圏に沈んだ。 米景気の減速懸念は根強く、7月6日以来約1カ月半ぶりに終値で1万ドルの大台割れとなった。 大型優良株は総じて安く、特に、コンピューター・半導体やバイオ、金融の下げがきつかった一方、産金株や輸送の一角が確りだった。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は8,835円と、きのうの大証より55円安く、ADR(米国上場の日本株)もほぼ全面安となっている。 為替は、1ドル=84円台半ば、1ユーロ=107円台前半と、円は高止まりしている。 東京は、調整色の濃い(=反落)相場展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1870万株、買いが1250万株で、620万株の売り越しになっている。) 米国株安に加え、CME・ADRも安く、今朝の相場環境は総じてよくないことから、寄り付きは先物や主力株を中心に売り優勢のスタートが想定される。 昨日一旦は買い戻された輸出関連や市況関連などに手仕舞い売りが見込まれるほか、金融関連なども弱含むと考える。 物色の対象は個別材料株や、医薬品・電力ガスなど内需の一角に絞られそう。 本日も、政府・日銀による具体的な円高対応の進展は望み薄の状況で、週末要因も重なり、売り一巡後も膠着感の強い展開となりそう。 指数の日足は、両指数揃ってオールブルー・先読みもブルーと基調は弱く、右欄6色分布図や増田レシオでも、市場のセンチメントは良くないことから、本日も様子見の一日と判断する。
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