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増田足 チャート分析ソフト【 2010-8-26 増田足 概要夕刊】 『5日ぶりに小戻し。買い戻し先行後は、上値の重さを示す。』 日経平均は61円高の8,906円で引けた。 米国株が小幅ながら反発していたことや、目先円高の一服、加えて、ここ連日の下げに対する反動もあって、寄り付きは買い優勢のスタートとなった。 政府・日銀による具体的で早急な円高対策は見込めず、買戻し主体の戻りだったことから、一時マイナス圏に沈む場面も見られた。 それでも、輸出関連や市況関連、さらには金融関連などが相場を下支えして、小幅高で前場の取引を終えた。 昼間のバスケット取引は売り決めがやや優勢と伝わったものの(約215億円成立)、中国・上海株が堅調推移していたことを支援材料に、後場寄り後も戻りを試す流れとなった。 もっとも、前場の寄り付き高値水準までくると、さらに上値を買うほどの勢いはなく、上値の重たさを示した。 個別では、電機・自動車・精密・機械(輸出関連)など、円高を嫌気して売り込まれていた銘柄に買戻しが目立ったほか、鉄鋼・非鉄(市況関連)や、銀行なども確りで、値上がりは1053銘柄となった。 一方、証券、海運、石油などが安く、値下がりは439銘柄だった。 引けにかけては比較的値保ちの良さを示し、本日の高値圏で大引けを迎えた。 出来高は14億1000万株、売買代金は1兆円と、昨日に比べるといずれも減少傾向。 指数の日足は、日経・TOPIXともに、オールブルー・明日の先読みもブルーと依然基調は弱いが、3日影足は「はらみ」目先下げ止まりの可能性となった。 一方、右欄6色分布図や増田レシオでは、市場のセンチメントにまだ改善の兆しは現れていないため、当面慎重スタンスは崩せない
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