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増田足 チャート分析ソフト【 2010-8-24 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,174 (−39) ナスダック 2,159 (−20) 為替 85円35銭/ドル CME 9,045 (大証比−55) 原油(WTI) 73.10 (−0.72) 『週明けの米国市場はNYダウ、ナスダックともに下落。NYダウの波動は下降の入り口Dへ。』 この日は相次ぐ「M&A報道」から上昇して始まったものの、ここ地合いの悪さから買いは続かず、景気悪化懸念から売りに押される展開となった。 大型優良株は総じて小安く、産金株や通信、銀行、保険、輸送、コンピュータ・半導体関連が下げている。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は9,045円と昨日の大証より55円安く、ADR(米国上場の日本株)も総じて弱い。 為替は、1ドル=85円台前半、1ユーロ=107円台後半へといずれも円高に振れている。 東京は引き続き調整色の濃い相場展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1210万株、買い900万株、差し引き310万株の売り越しとなっている。) 米株下落、CME・ADR安、円高進行と今朝は悪条件がそろった影響で、寄りは先物を中心に売り先行で始まると思われる。 既にCMEの終値(清算値)が9,045円をつけていることもあり、直近安値(8月12日 9,065円)やドバイショック時の安値(昨年11月27日 9,076円)を割り込む可能性も強まってきた。 個別では輸出関連や市況関連、メガバンク、不動産などに売りが嵩むと見られ、総じて軟調なものが多いと想定される。 下値では、年金資金の買い思惑もあり、一方的な売り込みはないと思われるが、政府・日銀への政策期待も薄らぎ、終日、9,000円の大台を意識したさえない展開が想定される。 指数の日足はオールブルー・先読みブルー・下降(E)と弱く、上欄の6色分布図も再び反転・悪化気味に推移している。当局の無為無策で”夏枯れ”状態は著しく、本日も買い見送りの一日と考えられる。
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