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増田足 チャート分析ソフト【 2010-8-23 増田足 概要夕刊】 『続落。終値ベースで年初来の安値を更新。』 日経平均は63円安の9,116円で引けた。 先週末の米国株が景気の先行き不透明感から冴えない動きで、週明け東京の寄り付きも、やや売り優勢のスタートとなった。 観測されていた菅首相と白川日銀総裁の直接会談はなく、政府・日銀による円高や政策対応への期待感が後退し、一時9,100円を割り込む場面もあった。 前引けにかけて、多少下げ渋りを見せたが、薄商いの中、輸出関連や市況関連を中心に幅広い銘柄が小口の売り物に値を消した。 その後、菅首相と白川日銀総裁は、今朝電話で協議したことが明らかになったが、為替介入など具体的な話は全く出なかったと伝わり、期待はずれの結果に、再び後場売り優勢で始まった。 もっとも9,100円割れ水準では買い戻しも入り、さらに下げ幅拡大の流れにはならなかった。 個別では、円高警戒から電機・自動車・精密(輸出関連)や、商品市況安を背景に鉄鋼・非鉄(市況関連)などの下げが目立ち、また、繊維・金属・パルプ紙なども売られ、値下がりは1085銘柄。 一方、水産・小売(内需関連)や石油・鉱業(資源関連)、また、その他金融が確りしていたが、相場を支えるまでには至らず、値上がりは406銘柄に留まった。 引けにかけても、下値圏(9,100円台前半)で揉み合い、膠着感を強めたまま大引けを迎えた。 出来高は12億8000万株、売買代金は8800億円と、再び1兆円割れの薄商いだった。 指数の日足は、日経・TOPIXともに、オールブルー・明日の先読みもブルーで目先「下げ」のエネルギーが強く、右欄6色分布図や増田レシオでも、市場のセンチメントに悪化傾向が出てきており、政府・日銀による起死回生の一発が望まれる
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