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増田足 チャート分析ソフト【 2010-8-17 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,302 (−1) ナスダック 2,181 (+8) 為替 85円40銭/ドル CME 9,135 (大証比−45) 原油(WTI) 75.24 (−0.15) 『週明けの米国株式は高安まちまち。NYダウはわずかに下げ、ナスダックは小反発。』 この日の日本GDP速報値(4-6月期)やNY連銀製造業景況指数(8月)が振るわず、世界的な景気減速懸念が強まる一方、ここ連日の下げによる値頃感からの買いも入り、目先下げ一服となった。 大型優良株は小幅の上げ下げで、産金株や通信、銀行、輸送が小高く、一方、石油、ヘルスケアの一角が小安い。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は9,135円と昨日の大証より45円安く、ADR(米国上場の日本株)も全般に小安く終わっている。 為替は、1ドル=86円台半ば、1ユーロ=109円台半ばと、いずれも円高気味に振れている。 東京は引き続き揉み合い調整色の濃い展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1950万株、買いが1270万株で、680万株の売り越しになっている。) CME・ADR安や円高を背景に、朝方は先物を中心に売り優勢で始まると思われる。 円高への警戒感が依然根強い上に、昨日の4−6月期GDPにも見られる内需の弱さなど、あいかわらず景況感は悪く、本日も内需株・外需株を問わず、全般に売りが出易い。 また、一部の報道では、菅首相が円高・経済対策の検討に入ったと伝えられているものの、今のところ相場への効果は不透明。 物色の対象は引き続き猛暑関連・円高メリット銘柄(電力・飲料等)が中心で、総じて動意に乏しく薄商いが続くと予想される。 日経平均・TOPIXの日足はオールブルーと低位で揉み合い調整中にあり、右欄の6色分布図も精彩を欠いていることから、引き続き「買い見送り・様子見」の一日と判断される
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