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増田足 チャート分析ソフト【 2010-8-11 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,644 (−54) ナスダック 2,277 (−28) 為替 85円45銭/ドル CME 9,485 (大証比−55) 原油(WTI) 80.25 (−1.23) 『米国市場はNYダウ、ナスダックともに小反落。一時大幅安も、米FOMC後は下げ渋る。』 今回のFOMCに際し、新たな政策は出ないとの思惑から、朝方は下げて始まったものの、その後、FRBは市場への資金供給量の維持を発表したことから、買い戻し先行の流れとなった。 (FRBは、リーマン・ショック後に買い取った住宅ローン担保証券の償還金を、再び長期米国債に投資することを決定) 大型優良株は全般に安く、石油や金融セクター、輸送、コンピュータ・半導体関連、保険の下げが目立っている。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は9,485円ときのうの大証より55円安く、ADR(米国上場の日本株)も全面安となっている。 為替は、1ドル=85円台半ば、1ユーロ=112円台半ばへと、いずれも円高に振れている。 東京は揉み合い・調整色の濃い展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り2150万株、買いが1830万株で、320万株の小幅売り越しに転じている。) 米株反落、CME・ADR安、円高、商品安と、今朝の相場環境は芳しくないことから、朝方は全般に売り優勢で始まると想定される。 個別では、輸出関連や市況関連に売りが嵩んで、指数の重石になると見られる。 また、季節要因(盆休み)から市場参加者の出足は連日鈍く、物色の矛先は好決算銘柄や猛暑関連、ディフェンシブ銘柄への個別買いにとどまると考えられる。 指数の日足は、25日足付近で揉み合い・値固め商状(日柄調整)にあり、右欄の6色分布図も上向きの兆しはあるものの、相場環境の悪さからここは様子見の一日と考えられる。
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