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増田足 チャート分析ソフト【 2010-8-11 増田足 概要夕刊】 『4日続落。一段のユーロ安で売りが嵩む。米FOMCでの金融緩和策発表は効かず。』 日経平均は258円安の9,292円で引けた。 今朝の米国株安、CME・ADR安、ユーロ安円高の流れを嫌気して、寄りは9,400円台で安く始まった。 8:50に出た機械受注統計(6月分)が、前月比+1.6%と市場予想(同+5.4%)を下回ったことも市場心理を冷やした。 輸出関連(電機・精密・機械)を中心に全面安の展開となり、前場中頃、9,300円台前半まで下値を切り下げ、前引けまで低位で揉み合った。 その後に発表された注目の中国経済指標は予想並みの内容となり、相場への影響は限られた。 後場は前引け水準で始まったが、予想外の地合いの悪さから下値を切り下げ、9,300円割れぎりぎりの水準で一進一退が続いた。 ガラス・鉱業・その他金融や機械が値下がり上位を占め、内需・外需を問わず満遍なく売られて、値下がり銘柄数は1564と全面安で32業種がマイナスとなった。 買われたのは材料株や好決算の一角にとどまり、値上がり数はわずか71にとどまった。 引けにかけては一段のユーロ安円高(111円台半ば)から9,300円台を割り込み、安値圏で終わった。 出来高は15億8000万株、売買代金は1兆円とあいかわらず低調。 指数の日足は日経平均・TOPIXそろってオールブルー・先読みブルー・下降(E)へと一気に崩れ、右欄の6色分布図においても反転・悪化が目立つ。 今日は予想外の下げとなり、これまで想定してきた来週頃からの「戻り」のシナリオに暗雲が差してきた
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