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増田足 チャート分析ソフト【 2010-8-09 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,653 (−21) ナスダック 2,288 (−5) 為替 85円45銭/ドル CME 9,590 (大証比−60) 原油(WTI) 80.7 (−1.31) 『先週末の米国株式は小幅反落。雇用統計の結果を嫌気するも、下値は堅かった。』 7月米雇用統計の結果が予想より悪く、景気回復に対する警戒感から売り先行で、一時160ドル近く下落する場面があった。 ただ、明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加金融緩和政策に対する期待が高まり、引けにかけ下げ幅を縮小させた。 大型優良株は全般安く、金融関連、石油・エネルギーが売られた一方、産金株やバイオは確りだった。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は9,590円で、先週末の大証より60円安く、ADR(米国上場の日本株)も安いものが多い。 為替は、1ドル=85円台半ばで、一時85円02銭とドバイショック時以来の円高局面もあった。 東京は、揉み合い調整含みの相場展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1200万株、買いが2086万株で、886万株の買い越しになっている。) 米国株やCME・ADRはいずれも軟調で、為替も円高方向に動いていることから、寄り付きは先物や主力株を中心に売り優勢のスタートが想定される。 輸出関連や金融関連に目先、利益確定の売りや戻り待ちの売りが集まると思われる。 寄り前発表の6月国際収支(予想:前年比+1.6%、1兆3000億円程度)は17ヶ月連続黒字となりそうだが、ここ輸出伸び悩みの影響で、予想以下の結果となると相場を冷やしかねない。 売り一巡後は、国内主要企業の4-6月期決算発表が、総じて予想通りの良い内容であるため、下値を叩く流れにはならないと考える。 物色の対象は、好決算発表銘柄、円高メリットの内需関連、さらに幕間つなぎ的に低位小型の材料株あたりか。 指数の日足は、日経・TOPIXで3日足の色は分かれたが、25日足や3日足の先読みはいずれもピンクと「戻り」のエネルギーが感じられる。
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