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増田足 チャート分析ソフト【 2010-8-06 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,674 (−6) ナスダック 2,293 (−10) 為替 85円80銭/ドル CME 9,595 (大証比−25) 原油(WTI) 82.01 (−0.46) 『米国市場はNYダウ、ナスダックともに反落。失望の経済指標で売り優勢。』 きのうとは一転、雇用情勢を示す経済指標(週間毎の新規失業保険申請件数)が悪かったことを受け、今晩の米雇用統計(7月)を不安視する動きが強まった。 また、米主要小売り各社による既存店売上高(7月)が市場予想を下回ったことも、重石になった模様。 大型優良銘柄は全般にさえず、銀行、輸送、コンピュータ、保険が売られ、一方、石油や産金株の一角が小高い。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は9,595円ときのうの大証より25円安く、ADR(米国上場の日本株)も総じて小安い。 為替は、1ドル=85円台後半、1ユーロ=113円台前半へと、そろって円安に振れている。 週末の東京は揉み合い・調整含みの展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1170万株、買いが4380万株で、3210万株の大幅買い越しとなっている。) 米株反落・CME・ADR安・円高と今朝の相場環境は芳しくないことから、朝方は先物を中心に売りが先行すると予想される。 下げの中心は輸出関連株(電機・精密・自動車)と見られ、そのほか金融セクターや不動産にも短期筋の手仕舞いが出ると見られる。 また、週末の接近・今晩の雇用統計待ちといった要因から様子見ムードが強く、買い方の攻勢はあまり期待できない。 全般に模様眺めのなか、金価格(商品相場)の底堅さや、連日の猛暑を背景に、非鉄やディフェンシブ(電力ガス・食品)の動きが注目ポイント。 指数の日足は、低位での揉み合い・値固め商状で、右欄の6色分布図(市場センチメント)もやや持ち直しているものの、為替動向をはじめ不安要素も多く、ここは様子見の一日と判断される
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