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増田足 チャート分析ソフト【 2010-8-03 増田足 概要夕刊】 『続伸。一時は上げ幅を180円に広げたが、円高懸念で伸び悩み。』 日経平均は124円高の9,694円で引けた。 欧米株式が軒並み大幅高だったことや、ここ国内主要企業の決算発表が概ね良好なことを好感して、買いが先行。寄り付きは、9,700円を回復してのスタートとなった。 業績を上方修正した輸出関連や、欧米の金融株高の流れを受けてメガバンクなどの上昇が目立ったほか、市況関連や内需関連も強く、ほぼ全面高の様相となった。 買い一巡後はしばらく高値圏で膠着感を強めたが、前引け間際、為替が多少円高方向に動いたのをきっかけに、先物主導で売りが出て伸び悩みを示した。 昼間のバスケット取引は「売り決め優勢」と伝わり(約187億円成立)、また、小高く寄り付いていた中国・上海株がマイナスに転じたことから、後場は上げ幅をさらに縮小させて始まった。 円高や米景気減速に対する懸念は根強く、電機や金融の一角に短期筋の利益確定の売りや、戻り売りも見られた。 それでも9,600円台半ば水準では下げ渋り、再び戻りを試す展開となった。 原油高を背景に、商社・石油・鉱業など資源関連が全般高く、また、証券・保険(金融関連)や精密・自動車(輸出関連)などを中心に幅広く買いが入り、値上がりは32業種1153銘柄を数えた。 一方、失望の決算を発表した銘柄が個別に売られた程度で、値下がりは387銘柄に留まった。 引けにかけては、今晩発表の米6月の個人消費支出など経済指標への思惑もあって、9,700円を目指すも、あと一歩及ばなかった。 出来高は17億8000万株、売買代金は1兆3000億円と、昨日よりは膨らんでいる。 指数の日足は、両指数ともに、3日足ブルーも先読みはピンクと、目先「戻り」のエネルギーが出始め、日経の25日足はTOPIXに先んじて本日ピンクに転換(トレンド上昇転換)してきた
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