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増田足 チャート分析ソフト【 2010-7-13 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10, 216 (+18) ナスダック 2, 198 (+2) 為替 88円60銭/ドル CME 9, 580 (大証比+30) 原油(WTI) 74.95 (−1.14) 『米国株式は小幅に5日続伸。』 米主要企業の決算発表を控え、終日様子見ムードが強く、前日の終値を挟んで一進一退の展開となった。 引け後に発表された、注目の非鉄大手アルコアの第2四半期の決算内容は、黒字転換し、予想を上回る良い内容となっている。 大型優良株は高安まちまちで、半導体・コンピュータ・通信などが相場を牽引した一方、産金株が利食いに押され、金融株や素材株が安かった。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は9,580円で、きのうの大証より30円高く、ADR(米国上場の日本株)は高安まちまちとなっている。 為替は、1ドル=88円台半ば、1ユーロ=111円台半ばで、円安は一服している。 東京は、小戻し揉み合いの相場展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1680万株、買いが1360万株で、320万株の売り越しに転じている。) 米国株やCMEはいずれも確りで、参院選での民主党大敗も相場に織り込み済との見方から、寄り付きは買いやや優勢のスタートが予想される。 米アルコアの好決算内容を好感して、非鉄・鉄鋼・金属など素材関連や、富士通との「クラウドコンピューティング」共同展開ニュースで米マイクロソフトが値を上げていたことから、関連銘柄の値動きも注目される。 気掛かりは、為替の動向で、円安一服から円高となると相場全体を冷やしかねない。 また、今晩も半導体大手インテルの決算発表や、米経済指標の発表を控えており、買い手控えムードから次第に膠着感を強める公算が高い。 指数の日足は、日経がトレンドを示す25日足がピンクに転換し3日足や先読みもピンクと戻りを試す形になったのに対し、TOPIXは25日足ブルーが続き、3日足の先読みもブルーと冴えない。 一方、右欄6色分布図や増田レシオでは、両指数揃って市場のセンチメントは連日改善傾向にあり、下値を支えているものの、まだ打診買いの域を出ない。
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