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増田足 チャート分析ソフト【 2010-7-08 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,018 (+274) ナスダック 2,159 (+65) 為替 87円70銭/ドル CME 9,535 (大証比+245) 原油(WTI) 74.07 (+2.09) 『米国市場はNYダウ、ナスダックそろって急伸。』 米金融会社(ステート・ストリート)による好業績見通しをきっかけに、金融大手各社の4-6月期決算に対する期待が強まり、金融セクターを中心に買い戻しが集まった。 また、欧州でのストレステスト(銀行の資産査定)の実施要綱が明らかになったことで、金融情勢に関する不透明感が払拭されるとの期待も広がった。 この日はほぼ全面高商状で、銀行、通信、コンピュータ・半導体関連、輸送、石油・産金株の上げが目立っている。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は9,535円と昨日の大証より245円高く、ADR(米国上場の日本株)も全面高となっている。 為替は1ドル=87円台後半、1ユーロ=110円台後半へと、いずれも円安気味に振れている。 東京は戻りを試す展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1350万株、買いが1950万株で、600万株の買い越しとなっている。) 米株急伸、CME・ADR高、円安、商品高と、今朝は好条件がそろいも揃ったことから、朝方は先物主導で窓開け・急伸して始まると思われる。 今日は主力株中心の戻りが想定され、特に輸出関連や市況関連、メガバンクなどに買い戻しや短期値幅取りの買いが入ると見られる。 一方、ディフェンシブ色の濃い業種(電力ガス・医薬品)や低位材料株はひと休みと考えられる。 指数の日足は、日経平均・TOPIXそろって下降トレンドでの目先戻りを維持し(3日足・先読みピンク)、右欄の6色分布図も連日わずかながら持ち直している。 ここで一本立てば、下値不安が和らぐ期待も出てくることから、本日はこれを見極める一日と判断される
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