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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-29 増田足 概要夕刊】 『3日続落。朝方は意外に確りも、円高を背景に後場から軟調。』 日経平均は123円安の9,570円で引けた。 今朝の米国市場はさえない展開に終わり、為替も円高ユーロ安に振れていたものの、寄りは全般に小高く始まった。(寄り前の5月鉱工業生産指数は、前月比−0.1%と市場予想(同0.0%)を若干下回ったものの影響はなし) 意外高を受けて、最近下げの目立った主力株の一角に買い戻しが入り、前場は9,750円近辺で底堅く推移した。 また、本日は株主総会の集中日でもあり、下値は堅いとの連想も働きやすかった。 昼間のバスケット取引きは買い決めがやや優勢と伝わったものの(約290億円成立)、ドル円相場が円高に振れたことや(88円台)、上海市場の軟調もあり、後場はマイナス圏で始まった。 予想外の展開から、売り方の攻勢はその後も続き、後場中頃には9,600円を割り込んで、さらに下値を切り下げた。 景気減速懸念から市況関連(鉱業・非鉄)が安く、その他金融・不動産もさえず、また、朝方は高かった主要輸出関連も軒並みマイナスに沈んで、値下がり銘柄数は1139。 一方、情報通信の一角や電力ガス・陸運等、内需の一角が小高く、値上がり数は414。 引けにかけても戻らしい戻りは見られずに終わった。 出来高は15億9000万株、売買代金は1兆1000億円と増えているが、依然、低水準。 指数の日足は日経平均・TOPIXともに下落トレンドの中で3日足ブルー・先読みブルーと基調は弱く、また、日経の波動は本日「下降(E)」へ悪化している。
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