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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-25 増田足 概要夕刊】 『日経・TOPIXそろって大幅安。外部環境の悪化を嫌気。』 日経平均は190円安の9,737円で引けた。 昨夕から今朝にかけての欧米株安・円高進行を嫌気して、朝方は9,700円台へと窓開けして始まった。 その後も円高気味に振れた影響から、輸出関連株に売りが嵩み、下値を切り下げた。 強さが目立ったのは、メガバンクなどに限られた(世界的な銀行行政機関が、資本規制案を緩める方針を打ち出す)。 10時過ぎには下げ一服となったが、戻りの勢いは限られ、前引けにかけて失速した。 後場に入ってもじり安で推移した。 13時半頃、みずほFGによる公募増資観測が伝わると下げは加速し、後場中頃、9,600円台まで売られた。 折からの欧州不安や、ここにきての米国景況感の悪化、更に週末の接近・G8(G20)の開催と、買い見送りに事欠かなかった。 不動産や電機・精密、市況関連(鉱業・石油・商社)など幅広く売られ、値下がり銘柄数は1243と全面安で29業種がマイナス。 一方、電力ガス・薬品や紙パルプ、ゴムといった「ディフェンシブ」・「円高メリット」関連が小確りで、値上がり数は322。 引けにかけては散発的な買い戻しで小幅に値戻しした。 出来高は18億8000万株、売買代金は1兆2000億円と、手仕舞いが嵩んだ影響で増えている。 日経平均・TOPIXの週足はともにオールブルーへと変わり(日経は下降Eへ)、来週の先読みはピンクとやや方向感が掴みづらい
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