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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-22 増田足 概要夕刊】 『反落。昨日の大幅高への反動や、欧州不安の再燃が重石。』 日経平均は125円安の10,112円で引けた。 週明けの米国市場が欧州不安の再燃(=フランス大手銀行への格下げ)で反落した影響から、朝方は全般に売りが先行し、10,100円台で始まった。 昨日は予想外の上昇となった反動もあって、輸出関連や市況関連を中心に短期筋の売りが嵩んだ。 売り一巡後は特に売り込む動きはなかったものの、為替が多少ユーロ安円高に振れたことも重石となり、前場はさえない展開に終始した。 アジアの主要市場が精彩を欠き、さらに昼間のバスケット取引は売り決めやや優勢と伝わった影響で(約115億円成立)、後場寄りは多少下げ幅を広げた。 ひとまず欧州情勢を見極めたいとのムードが強く、商いも細りがちだった。 石油・鉱業・商社・海運や電機・精密・機械が売られ、値下がり銘柄数は987を数え、31業種がマイナスとなった。 一方、メガバンクをはじめ銀行セクターの堅調が目立ち、値上がり数は529。 引けにかけても動意に乏しい展開が続き、今日の安値圏で取り引きを終えた。 出来高は16億9000万株、売買代金は1兆2000億円と減っている。 指数の日足は、戻りの局面において3日足・先読みともにピンクとなっているが、3日影足は「はらみ」となり、目先、上値は重くなった。
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