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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-18 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10, 434 (+24) ナスダック 2, 307 (+1) 為替 91円/ドル CME 10, 030 (大証比+20) 原油(WTI) 76.79 (−0.88) 『米国株式はNYダウ、ナスダックそろって小幅に続伸して引けた。』 欧州の国家財政に注目が集まるなか、スペインにおける長期国債入札が無事に通過したことや、これに伴うユーロ高を好感して下値の堅さを示した。 この日の米経済指標は総じて振るわず、マイナス圏で推移する場面が多かったが、引けにかけて持ち直した。 大型優良株は高安まちまちで、産金株やコンピュータ、保険が小高く、一方、銀行、輸送がさえなかった。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は10,030円と昨日の大証より20円高く、ADR(米国上場の日本株)は高安まちまちで終わっている。 為替市場で、ドル円は1ドル=91円近辺へとやや円高気味に振れており、一方、ユーロ円では1ユーロ=112円台後半へと多少円安に振れている。 週末の東京は上値も重く揉み合う展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1250万株、買いが1270万株で、20万株の小幅買い越しに転じている。) 米国市場やCME・ADR、為替動向は特に目立った動きを見せていないことから、朝方は昨日の終値付近で始まると思われる。 また、先週半ばからの急ピッチな戻りへの反動や週末の接近もあって、積極的な買いは入りづらく、短期筋の手仕舞いも出て、揉み合い・調整気味の相場が付くと見られる。 注目点は昨日出た「民主党マニフェスト2010」で、「官民一体による『高速鉄道、原発、上下水道の敷設・運営・海水淡水化などの水インフラシステム国際的な展開』」とあることから、プラント関連や繊維(浸透膜)の一角に動きが出てくるか。 指数の日足は、日経平均・TOPIXともに下降トレンドでの戻りの中で3日影足がはらんで、目先、上値は重くなっている。
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