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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-17 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10, 409 (+4) ナスダック 2, 305 (ほぼ変らず) 為替 91円50銭/ドル CME 10, 090 (大証比±0) 原油(WTI) 77.67 (+0.73) 『米国株式は小幅続伸。』 前日大幅高に対する反動や、5月住宅着工が予想を下回ったことから利食い売り優勢だったが、5月鉱工業生産の結果が好調だったことを好感して小幅ながらプラスに転じた。 英石油大手BPが原油流出被害の補償基金(200億ドル)拠出に合意したことも相場を下支えした。 大型優良株は高安まちまちで、コンピュータ・半導体や産金株が確りだった一方、不動産、輸送、小売りの一角が軟調だった。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は10,090円で、きのうの大証終値と変らず、ADR(米国上場の日本株)も小動きでまちまちとなっている。 為替は、1ドル=91円台半ば、1ユーロ=112円台半ばで推移している。 東京は、10,000円の大台値固め(=揉み合い)が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1420万株、買いが1380万株で、40万株の小幅売り越しに転じている。) 米国株やCME・ADRはいずれも小動きで、相場の方向性を示す材料に乏しいことから、寄り付きはきのうの終値付近でのスタートが予想される。 ここ5日続伸の後だけに目先筋の利食い売りや、戻り待ちの売りも想定されるが、市場心理の改善を背景に売りものをこなしつつ底堅さを示すと思われる。 ただ、国内独自の買い手掛かり材料に乏しく、ここ数日の薄商い(出来高)を見ても、しばらくは外部要因次第の感は否めず、為替の動き(特にユーロ)には引き続き注意をしたい。 物色の対象は、個別材料株やテーマ性のある銘柄(3D,スマートグリッド、アイフォーン4など)に絞られるか。 一方、出来高・売買代金が膨らんでこないと大型株は手掛け辛いと思われる。 ここで指数の日足を見ると、日経・TOPIXともに3日足や先読みがピンクで目先戻りを示しているが、「3空」の後だけに今日の上値は重たい形になっている
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