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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-17 増田足 概要夕刊】 『6日ぶり反落。日経平均は1万円の大台を守れず。』 日経平均は68円安の9,999円で引けた。 米国をはじめ、海外発の支援材料もなく、また、ここ5日続伸していた反動もあって、寄り付きはやや売り優勢のスタートとなった。 売り一巡後は下げ渋る場面もあったが、円高気味(1ユーロ=111円台後半)に推移したことが重石となり、上値は限定的で前日終値付近で押し返された。 前場の値幅は僅か50円に過ぎず、10,000円の大台を割り込むことなく下値の堅さも示した。 昼間のバスケット取引はやや売り決め優勢と伝わり(約782億円成立)、さらに、連休明けで小高く始まった中国・上海株が下げに転じたことを嫌気して、後場に入ると再び下げ幅を広げていった。 円高で輸出関連の値下がりが目立ち、間もなく10,000円の大台をも割り込んだ。 10,000円を割ると、買戻しや押し目買いが入るものの、もう一段の上値を買うまでのエネルギーには欠け、その後は10,000円を挟んで膠着した。 自動車、電機など輸出関連が総じて安く、ここ相場を牽引していた機械の一角も下げに転じたほか、石油、海運など市況関連も安く、値下がりは983銘柄だった。 一方、新型ゲーム機「3DS」を発売する任天堂ほか関連銘柄が人気付いたほか、情報通信、医薬品など内需の一角が確りで、値上がりは531銘柄だった。 引けにかけても10,000円の攻防となったが、結局大引けで10,000円の大台を守ることは出来なかった。 出来高は15億株、売買代金は1兆1000億円と相変わらずの薄商い。 指数の日足は、日経・TOPIXそろって25日足はブルー。3日足や先読みはピンクを保ったものの、影足ははらんで上値の重たい形になった。
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