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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-16 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10, 404 (+213) ナスダック 2, 305 (+62) 為替 91円50銭/ドル CME 10,035 (大証比195) 原油(WTI) 76.94 (+1.82) 『米国市場はNYダウ、ナスダックともに大幅上昇。欧州財政不安の和らぎから買いが先行。』 財政悪化の囁かれるスペインをはじめ、欧州各国での国債入札が順調に進んだことから過度な欧州財政不安は後退し、買い戻しが先行した。 この日は全面高商状で、特にコンピュータ・半導体関連、石油・産金株や通信、保険、輸送の上げが目立っている。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は10,035円と昨日の大証より195円高く、ADR(米国上場の日本株)も全面高で終わっている。 為替は、1ドル=91円台半ば、1ユーロ=112円台後半で推移しており、円安ユーロ安の流れが続いている。 東京は戻りを試す展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1270万株、買いが1400万株で、130万株の小幅買い越しに転じている。) 米国株やCME・ADRが大幅に上昇し、円安ユーロ高、商品相場の堅調と今朝は好条件が揃ったことから、朝方は幅広く買いが先行すると思われる。 特に、米半導体株高への連想から、値がさ株や電子部材関連に見直し買いが入り、指数を押し上げると見られる。 また、ユーロ高に伴って欧州関連銘柄(自動車・精密やガラス・機械の一角)にも買い戻しが進むと考えられる。 ここ欧州情勢の落ち着きに伴う市場心理の改善で、終日、買い優勢の流れが続くと期待できる。 指数の日足は引き続き下降トレンドの中で目先戻りを試す流れにあり(短期足・先読みピンク)、直近高安の3分の1戻り(10,055円)も視野に入ってきた。
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