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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-16 増田足 概要夕刊】 『5日続伸で大台回復。欧州不安の後退から買い戻しが先行。』 日経平均は179円高の10,067円で引けた。 欧州不安の後退に伴う今朝の米国株高やユーロ高円安を好感して、朝方は一気に10,000円の大台を回復して始まった。 米ハイテク株高を受けて半導体関連の上げが目立ち、市況関連の一角にも買いが目立った。 ここ市場心理の改善から値保ちは良く、前場はほぼ10,050円を挟んで一進一退の展開となった。 昼間のバスケット取引は売り決めがやや優勢と伝わったものの(約130億円成立)、後場は一段高で始まった。 先物への大口買いや売り方からの買い戻しも入り、13時頃、10,100円台をつける場面もあったが、その後はここ急ピッチな戻りへの利食いが出て、上値はやや重くなった。 ここ連日下げていたその他金融が切り返し、鉄鋼・精密・保険など、外需・内需を問わず幅広く買われ、値上がり銘柄数は1345と全面高商状で32業種がプラス。 一方、石油の一角が弱かった程度で、値下がり数は209にとどまった。 後場中頃からは短期筋の手仕舞いが嵩み、引けにかけて多少伸び悩んだ。 出来高は17億2000万株、売買代金は1兆2000億円と若干増えている。 指数の日足を見ると、日経平均・TOPIXともに下降トレンドの中で3日足ピンク・先読みピンクと「戻り」を継続しており、日経の波動は「下降の終焉(F)」へと改善している。(日経は今日の戻りで、直近高安の3分の1戻りとなる10,055円を達成)
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