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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-15 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10, 190 (−21) ナスダック 2, 243 (変わらず) 為替 91円50銭/ドル CME 9, 840 (大証比−40) 原油(WTI) 75.12 (+1.34) 『週明けの米国市場はまちまちの動き。NYダウは小反落し、ナスダックはほぼ変わらず。』 有力格付け機関がギリシャ国債への格付けを一気に4段階引き下げた影響から、手仕舞い優勢の展開となった。 朝方こそ、先週末までの戻りの地合いやこの日のアジア・欧州株高を引き継いで高く推移したが、あいかわらず欧州情勢に敏感な相場つきとなっている。 大型優良株は高安まちまちで、半導体関連や輸送、バイオが小高く、一方、石油・産金株や保険、通信がさえなかった。 シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は9,840円と昨日の大証より40円安く、ADR(米国上場の日本株)は高安まちまちになっている。 為替は、1ドル=91円台半ば、1ユーロ=111円台後半で推移しており、特に大きな変化は見られない。 東京は揉み合う展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り2030万株、買いが1770万株で、260万株の小幅売り越しに転じている。) 米国株をはじめCME・ADR、為替はいずれも小動きにとどまり、今朝は特段の材料はないことから、朝方は昨日の終値近辺で始まると予想される。 また、先週半ばからの持ち直しで、下値不安は和らぐ一方、短期筋の利食いも出易いタイミングにあり、指数的には膠着の一日が考えられる。 きのうの薄商いから見て、物色の対象は引き続き値の軽い材料株や低位仕手系株が中心と見られ、また、ワールドカップ関連(スポーツ関連・放送関連)の動きも注目される。 一方、海運や非鉄など市況関連の一角にはいったん利食いが出ると想定される。
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