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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-14 増田足 概要夕刊】 『3日続伸。薄商いの中、外部環境好転で戻りを試す。』 日経平均は174円高の9,879円で引けた。 先週末の米国株が続伸していたことや、欧州不安の落ち着きを好感して、寄り付きは先物や主力株を中心に買い先行のスタートとなった。 法人企業景気予測調査で、大企業の景況判断指数(4〜6月期+4.0、7〜9月期見通し+10.1)が良い内容で、また、対ユーロで円安が進んだことも(1ユーロ=111円台後半)支援材料に上げ幅を広げていった。 9,800円台後半まで買われると、やや上値を重たくする場面も見られたが、輸出関連や市況関連などが相場を牽引した。 休場の中国・上海株を除き、アジア株が軒並み上昇していたため、後場に入ると再び買い優勢となり、前場の高値を一時上抜ける場面もあった。 ただ、今日までの3日間で日経平均は400円超戻していたため、更に上値を買いに行く流れにはならず、その後は高値圏で膠着感を強めた。 個別では、海運・非鉄など売り込まれていた市況関連に自律反発狙いの買いが入り、また、円安で自動車・電機・精密・機械など輸出関連が指数を押し上げたほか、不動産・建設など内需の一角も強く、値上がりは32業種、1345銘柄で文字通り全面高商状となった。 一方、証券をはじめ金融関連が総じて小安く、値下がりは211銘柄だった。 引けにかけては模様眺めムードのなか、小口の買いで戻りを試す結果となり、今日の高値圏で大引けを迎えた。 出来高は14億7000万株、売買代金は9900億円。外国人投資家の動きが鈍く、薄商いの中の戻りとなった。 指数の日足は、依然として25日足はブルー(下降トレンド)ながら、3日足や先読みはピンクで、目先戻りを試す形になっている
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