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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-11 増田足 概要夕刊】 『続伸。米国株高、欧州情勢の落ち着きから買い戻しが先行。』 日経平均は162円高の9,705円で引けた。 米株急伸、CME・ADR高、円高ユーロ安の一服、原油高と、今朝は好条件が揃ったことから、朝方は先物を中心に買いが先行し、寄りでのメジャーSQも波乱なく通過した(SQ値は9,747円59銭)。 SQ通過に伴う安堵感やここ下げ飽き気分から、輸出関連や市況関連に買い戻しが集まり、前場中頃には9,764円と今日の高値をつけ、前引けまで堅調に推移した。 ただ、前引け後に出た中国経済指標(物価指数 等)がやや強めの内容だった影響で、今後の中国における引き締め懸念から、後場寄りは上げ幅を縮めて始まった。 為替が円高ユーロ安気味に推移したことも市場心理に水を差した。 電機・精密・非鉄が見直され、その他金融やメガバンクも確りで、値上がり銘柄数は1225とほぼ全面高で、29業種がプラスになった。 一方、石油・鉱業がさえず、電力ガスなど内需系の一角が売られ、値下がり数は329。 後場は小幅の上げ下げが続いて、9,700円台で今週の取引きを終えた。 出来高は28億2000万株、売買代金は2兆2000億円と、メジャーSQに伴い膨らんでいる。 指数の週足を見ると、日経平均・TOPIXそろってオールブルー・先読みブルーと基調は依然弱い
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