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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-10 増田足 概要朝刊】 NYダウ 9, 899 (−40) ナスダック 2, 158 (−12) 為替 91円45銭/ドル CME 9, 485 (大証比+5) 原油(WTI) 74.38 (+2.39) 『米国株式は反落。買い先行も戻り待ち売りに押された。』 ドイツ・メルケル首相が自国の景気刺激策の終了をほのめかしたことや、メキシコ湾の原油流出事故が当初予想よりも深刻化していることを嫌気して、終盤マイナスに転じた。 5月中国輸出額の大幅増加観測や、バーナンキFRB議長の「米景気は緩やかな回復が続く」との発言を好感した買いは続かなかった。 大型優良株は全般小安く、特に石油・エネルギーセクターの下げがきつかったほか、金融、コンピュータなども安かった一方、工業、運輸の一角は確り。 シカゴで取引されている日経平均先物(6月物)は9,485円で、きのうの大証より5円高く、ADR(米国上場の日本株)は高安まちまちとなっている。 為替は、1ドル=91円台半ば、1ユーロ=109円台前半で、やや円高気味に推移している。 東京は、揉み合いの相場展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1420万株、買いが1180万株で、240万株の売り越しになっている。) 米国株やCME・ADRはいずれも小動きで、相場の方向性を明確に示すものがなく、寄り付きは昨日の終値近辺でのスタートが予想される。 電機・自動車・精密など輸出関連は円安に傾くまでは手掛けにくく、指数の足かせになると考えられる。 一方、5月27日の安値を意識して、昨日は下値の堅さを見せたことから、ここ売り込まれていた金融関連に買戻しが想定されるほか、個別に中国関連の値動きが注目される。 明日に先物・オプションSQ(特別清算)を控え、終日動意に乏しく、膠着感の強い一日となりそう。 指数の日足は、日経・TOPIXともにオールブルー・先読みもブルーで、戻りのエネルギーは見られない
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