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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-9 増田足 概要夕刊】 『反落。欧州問題などから売りが先行。外国人による換金売り観測も。』 日経平均は98円安の9,439円で引けた。 今朝のNYダウは大きく反発したものの、欧州情勢の不透明さや、これに伴う円高懸念もあって、朝方は予想に反して売り優勢で始まった。 また、寄り前に発表された4月の機械受注統計は前月比+4.0%と市場予想(同+1.7%)を上回ったものの、相場への影響は機械セクターの一角に限られた。 その後も円高の流れに連れて下値を切り下げ、前場中頃には5月27日のザラ場安値(9,395円)に迫ったが、下値警戒感から急速に下げ渋った。 ただ、欧州不安の燻りから、後場は再び売り先行で始まり、9,400円近辺で方向感もなく推移した。 更に、13時を過ぎると先物への大口売りも出て、後場中頃、9,378円まで売られる場面もあった。 その他金融やメガバンクなど金融セクターが連日さえず、自動車・非鉄・ガラスの下げも目立ち、値下がり銘柄数は1063を数えた。 一方、食品・情報通信やサービスといった内需系業種が小高く、値上がり数は493。 大引け10分前からは先物への買い戻しがにわかに進み、値を戻して終わった。 出来高は20億4000万株、売買代金は1兆3000億円と多少増えている。 指数の日足は日経平均・TOPIXそろってオールブルー・先読みブルーで、引き続き「下げ」となっている。
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