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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-8 増田足 概要朝刊】 NYダウ 9, 816 (−115) ナスダック 2, 173 (−45) 為替 91円40銭/ドル CME 9, 405 (大証比−105) 原油(WTI) 71.44 (−0.07) 『週明けの米国株式はNYダウ、ナスダックそろって大幅続落。欧州情勢が引き続き重石。』 先週末、突如明るみになった「ハンガリー財政問題」に伴う欧州不安の再燃から、この日も売りが続いた。 投資家の中でリスク回避の動きが強まっており、株から債券(米国債)や金への資金シフトが見られる。 大型優良株は総じて安く、輸送、コンピュータ・半導体関連、バイオの下げが目立ち、一方、産金株が高い。 シカゴで取引されている日経平均先物(6月物)は9,405円と昨日の大証より105円安く、ADR(米国上場の日本株)も全面安となっている。 為替は、1ドル=91円台前半、1ユーロ=108円台後半へと、円高はやや一服している。 東京はきのうに続き調整色の濃い展開(=続落)が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り2500万株、買いが1440万株で、1060万株の大幅売り越しになっている。) 米国株の続落、CME・ADR安と今朝の相場環境はあいかわらず悪いことから、朝方は先物を中心に売り優勢で始まると思われる。 海外市場での「株売り、債券・金買い」の流れを受けて、東京でも幅広く換金売りが出ると見られ、特に、輸出関連や金融セクターなどに売りが嵩むと見られる。 また、国内では、菅・新政権が今日からスタートするが、相場への効果は限定的と考えられる。 ここ世界情勢の見通しの悪さや週末のメジャーSQ待ちなど、買い手控え要因には事欠かない状況にあり、本日も需給環境は芳しくない
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