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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-7 増田足 概要朝刊】 NYダウ 9, 931 (−323) ナスダック 2, 219 (−83) 為替 91円85銭/ドル CME 9, 610 (大証比−320) 原油(WTI) 71.51 (−3.10) 『先週末の米国株式は大幅反落。NYダウは1万ドルの大台を再び割り込んだ。』 注目の5月の米雇用統計は事前の予想を大きく下回り、景気回復のペースが鈍化しているとの見方から、失望売りが膨らんだ。 さらに、ハンガリー政府関係者が「財政状況は想定以上に深刻な状況(債務危機)にある」と発言したとでユーロ売りが進み市場心理を悪化させた。 大型優良株は全面安で、運輸・半導体・石油・金融をはじめ、すべてのセクターが大きく値を下げた。 シカゴで取引されている日経平均先物(6月物)は9,610円で、先週末の大証より320円安く、ADR(米国上場の日本株)も軒並み大幅安となっている。 為替は、1ドル=91円台後半、1ユーロ=110円台前半で、特にユーロに対して円高が大きく進行している。 週明けの東京は、調整色の濃い(=続落)相場展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1990万株、買いが1350万株で、640万株の売り越しになっている。) 米国株やCME・ADRはいづれも大幅安で、為替も円高と今朝の相場環境は大変悪いため、寄り付きは先物や主力株を始め、全面売り先行のスタートが予想される。 特に、電機・自動車・精密など輸出関連は円高を嫌気して軒並み安が見込まれるほか、、米金融株安・商品市況安を受けて、銀行・証券・保険(金融関連)や石油・海運・鉄鋼(市況関連)などをはじめ手仕舞い売りが先行すると考えられる。 菅新内閣の顔ぶれは小沢(前民主党幹事長)色を極力排除したものとなりそうで、国民の支持率回復、政局安定期待から、相場に対する安心感につながるか注目される。 物色の対象は一部個別の材料株に留まりそうで、アップル社の「iPhone・iPad」関連や、サッカーW杯関連、朝鮮半島リスクを背景に防衛関連などか。 指数の日足を見ると、日経・TOPIXともに3日足や先読みがピンクとなってはいるものの、米国株安の影響でブルーに反転してしまう可能性もある
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