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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-2 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10, 249 (+225) ナスダック 2, 281 (+59) 為替 92円15銭/ドル CME 9, 805 (大証比+195) 原油(WTI) 73.51 (+0.93) 『米国株式は大幅反発。直近2日間の下落を取り戻した。』 住宅市場の改善を示す指標が発表されたことや、新車販売台数が高い伸びを示し、米景気改善の兆しを好感して、終日買戻しが優勢となった。 大型優良株は全面高で、原油流出事故で売り込まれた石油・エネルギー株の買戻しが目立ったほか、銀行をはじめ金融関連や工業、運輸、通信なども高かった。 シカゴで取引されている日経平均先物(6月物)は9,805円で、きのうの大証より195円高く、ADR(米国上場の日本株)も全面高となっている。 為替は、1ドル=92円台前半、1ユーロ=112円台後半へと、いずれも円安方向に動いている。 東京は、ひとまず買い戻し優勢(=反発)の相場展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1110万株、買いが1170万株で、60万株の小幅買い越しに転じている。) 米国株やCME・ADRはいずれも高く、為替も円安気味に推移していることから、寄り付きは先物や主力株を中心に、買い先行のスタートが予想される。 電機・自動車・精密など輸出関連に買戻しが見込まれるほか、、米金融株高・商品市況高を受けて、銀行・証券・保険(金融関連)や石油・海運・鉄鋼(市況関連)なども堅調推移となりそう。 ただ、欧州財政信用問題、朝鮮半島地政学リスクに対する不安は依然残っていること。さらに、国内でも鳩山首相辞任に伴う政治の空洞化懸念もあり、一本調子の戻りは望めない。 指数の日足は、日経・TOPIXともに3日足はピンクからブルーに転換し、オールブルー・先読みもブルーと、目先戻りのエネルギーも減衰。 右欄6色分布図や増田レシオでも、市場のセンチメントに改善が表れていないことから、今日の戻り局面で慌てて新規に買い仕掛けはせず、もうしばらく様子見の場面と判断する。
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