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増田足 チャート分析ソフト【 2010-6-2 増田足 概要夕刊】 『続落。鳩山・小沢辞任に伴う円安効果で一時プラスも、後場から再び軟調。』 日経平均は108円安の9,603円で引けた。 三連休明けの米国市場が続落し、CME・ADR安、円高、商品安と今朝は悪い条件が揃ったことから、朝方は全般に売り優勢で始まった。 売り一巡後は9,600円付近での一進一退となり、前場中頃、鳩山首相辞任のニュースが伝わった。 報道直後は目立った値動きはなかったが、やや間を置いて為替が円安に振れ、連れて輸出関連株を中心に買い戻しが入り、前引けにかけて切り返す場面もあった。 後場に入ると前引けの勢いは薄れ、再び下げに転じた。 首相退陣に伴う政策の空洞やアジア株安を囃して、売り方の仕掛け的な動きが強まり、後場中頃には9,600円を割り込んだ。 商社・石油や鉄鋼などの市況関連が安く、電機・自動車、金融セクターなど満遍なく売られ、値下がり銘柄数は1240を数えた。 一方、電力ガス・倉庫が連日高く、低位材料株の一角にも短期売買が嵩み、値上がり数は332であった。 引けにかけては値頃感からの買い戻しが入り、何とか9,600円台に乗せて終わった。 出来高は22億2000万株、売買代金は1兆5000億円と、外国人投資家の復帰で大幅に増えている。 指数の日足は、日経平均・TOPIXともにオールブルー・先読みブルーで、先週半ばからの戻りは一服している。
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