NYダウ 11,533 (+55)
ナスダック 2,667 (+18)
為替 83円75銭/ドル
CME 10,380
(大証比+30)
原油(WTI) 89.82 (+0.45)
『米国市場はNYダウ、ナスダックそろって上昇。』
中国がEU支援を表明したことによるこの日のアジア・欧州株高の流れを好感したほか、日・米・欧の主要中央銀行がドル資金供給策(金融危機対応策)の延長を決めたことも、市場心理を後押しした。
この日は大型M&A報道など好材料が相次ぎ、NYダウは10,500ドル台に乗せて終わった。
大型優良株は総じて確りで、石油や銀行、輸送、コンピュータの上げが目立っている。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は10,380円と昨日の大証より30円高く、ADR(米国上場の日本株)は高安まちまち。
為替は、1ドル=83円台後半、1ユーロ=109円台後半で推移している(いずれもやや円高)。
東京は小確り(=小幅続伸)の展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1480万株、買いが1690万株で、210万株の小幅買い越しに転じている。)
昨日以降のアジア・欧州・米国株高の流れを好感して、朝方は先物を中心に買いが先行すると思われる。
先物高に連れて225銘柄(主力株)の続伸が見込まれるほか、海外商品市況の連騰もあって市況関連の動きに再度注目したい。
明日の天皇誕生日や明後日のクリスマスを前に、短期筋の利食いも想定されるが、これをこなしながら確りとした相場つきが想定される。
日経・TOPIXの日足はオールピンク・先読みピンクに転じ、今日の値動き次第ではここ相場の重石になっていた12/10(メジャーSQ日)の寄り値(10,373円)を超える可能性が出てきた。
また、右欄のTOPIX6色分布図(増田レシオ)は依然強含んで推移していることから、本日も押し目買いスタンスは継続と考えられる。