NYダウ 11,372 (+13)
ナスダック 2,609 (+11)
為替 84円00銭/ドル
CME 10,280
(大証比+40)
原油(WTI) 88.28 (−0.41)
『米国株式は小幅に上昇。ナスダックは6日続伸。』
ブッシュ減税の延長合意による景気浮揚に対する期待や、来年増配の再開が期待される金融セクターが相場を牽引してNYダウは3日ぶりに反発。
11月の既存店売上高の結果が失望されたマクドナルドが一時相場を冷やしたものの、相場に与える影響は限られた。
大型優良株は高安まちまちで、金融関連やコンピュータ・半導体セクターが高かった一方、金価格安に伴い素材セクターや、長期金利上昇を嫌気して不動産などが軟調だった。
シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は10,280円で、きのうの大証より40円高く、ADR(米国上場の日本株)は高安まちまち。
為替は、1ドル=84円台前半へと円安方向に動いている。
東京は、確りの相場展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1370万株、買いが2190万株で、820万株の買い越しになっている。)
米国株やCMEは堅調で、為替も円安と今朝の相場環境は総じて良いことから、寄り付きは先物や主力株を中心に買い優勢のスタートとなりそう。
輸出関連や金融関連などに買いが見込まれるほか、出遅れの内需関連にも見直し買いが想定される。
また、個人は中小型株物色の流れが続くと思われる一方、商品市況安の影響で、資源関連は一休みか。
明日のメジャーSQを控え思惑的な売買が予想されるが、下値を叩く流れにはならないと考える。
日経の日足は、オールピンク・先読みもピンクと順調で、右欄6色分布図や増田レシオを見ても、市場のセンチメントは良好なことから、引き続き波動のよい銘柄への押し目買い方針でよいと判断する。