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増田足 チャート分析ソフト【 2010-11-15 増田足 概要朝刊】 NYダウ 11,192 (−91) ナスダック 2,518 (−37) 為替 82円50銭/ドル CME 9,730 (大証比−10) 原油(WTI) 84.88 (−2.93) 『先週末の米国株式は続落。追加金融緩和前の水準まで調整。』 物価上昇が続く中国が一段の金融引き締めを実施するとの思惑や、商品市況の下落が利益確定の売りを誘う結果となった。 債務危機でアイルランドがEU(欧州連合)に緊急支援を要請したとのうわさも相場の重石となり、終日冴えない展開だった。 大型優良株は全面安で、産金株や石油資源関連、さらには金融セクターなどが下げを主導した。 シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は9,730円で、先週末の大証より10円安く、ADR(米国上場の日本株)も全般小安いものが多い。 為替は、1ドル=82円台半ばと、円高は一服傾向がでている。 週明けの東京は、揉み合い調整の相場展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1210万株、買いが1260万株で、50万株の小幅買い越しになっている。) 米国株やADR・CMEは揃って冴えない値動きで、今朝の相場環境は総じて良くないことから、寄り付きは、先物や主力株を中心にやや売り優勢のスタートが想定される。 商品市況安の影響で、石油をはじめ資源関連に手仕舞い売りが出ると思われるほか、金融関連や中国関連なども軟調なスタートとなりそう。 昨日、APEC首脳会議では、「横浜ビジョン」を採択し閉幕。相場に与える影響は限定的と思われるが、為替の動きには注意が必要か。 また、寄り前発表の7−9月GDP速報値(予想は前期比年率換算+2.5%)次第では、相場が大きく動く可能性もありそう。 指数の日足は、両指数揃ってオールピンクも先読みはブルーで、目先上値の重たい形になっているが、右欄6色分布図や増田レシオでは、市場のセンチメントの改善傾向が続いていることから、引き続き波動のよい銘柄への押し目買いに徹する場面と判断する。
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