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増田足 チャート分析ソフト【 2010-10-29 増田足 概要夕刊】 『大幅続落。円高への警戒感や重要イベントを前に売りが優勢。仕掛け的な売り崩しも。』 日経平均は163円安の9,202円で引けた。 米国市場は小動きに終わり、CME・ADR安、円高ドル安と今朝はマイナス材料が多かったことから、寄りは全般に売りが先行し、さらに下値を切り下げた。 数々の重要イベントを前に買い方の動きは鈍く(=米GDP、中間選挙、FOMC、日銀決定会合)、投機筋の売り崩しで、10時頃、9,200円をいったん割り込んだ。 その後は買い戻しで多少下げ渋ったが、戻りの勢いは弱かった。 昼間のバスケット取引は買い決め優勢と伝わったものの(約270億円成立)、中国株安・円高ドル安の影響から(80円台半ば)、後場は一段安で始まった。 ただ、朝方から予想外に下げたこともあり、その後は突っ込み警戒感や主要企業からの好決算を背景に下げ渋った。 ガラス、鉱業や証券・不動産が安く、値下がり銘柄数は992を数えた。 一方、電力ガス、銀行、倉庫・陸運や業績好調銘柄・自社株買い銘柄の一角が高く、値上がり数は580であった。 後場後半にかけ9,200円台半ばまで値を戻したが、週末の接近もあって、大引け間際に再度売られた。 出来高は21億5000万株、売買代金は1兆4000億円とまずまずの水準。 指数の週足は日経平均・TOPIXともにオールブルー・先読みブルーで、引き続き弱い。 また、右欄の6色分布図(週足)を見ても、両指数そろって「上昇波動」の数や増田レシオは減少し、週足から見た市場センチメントは悪化している。 来週は重要イベントのさなかとあって、揉み合い・調整色の濃い展開が続くか
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