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増田足 チャート分析ソフト【 2010-10-19 増田足 概要朝刊】 NYダウ 11,143 (+81) ナスダック 2,480 (+12) 為替 81円20銭/ドル CME 9,530 (大証比+40) 原油(WTI) 83.08 (+1.83) 『週明けの米国市場はNYダウ、ナスダックともに上昇し、5月上旬来の高値圏で終わった。』 大手銀行・シティグループからの好決算やバンカメによる差し押さえ住宅の一部競売再開、さらに引け後に予定されていたアップル社の好決算への期待から買いが集まった。 また、一部の米経済指標はさえなかったものの、相場への影響は小さかった。 大型優良株は全般に高く、石油や金融セクターやバイオ、コンピュータ関連が買われ、一方、産金株や通信の一角が小安い。 シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は9,530円と昨日の大証より40円高く、ADR(米国上場の日本株)も総じて小高く終わっている。 為替は、1ドル=81円台前半、1ユーロ=113円台半ばで推移しており、先週末から昨日にかけての円高は一服している。 東京は小戻し(小幅上昇)の展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1450万株、買いが1360万株で、90万株の小幅売り越しとなっている。) 米株市場やCME・ADRの上昇に加え、円高一服・原油高と、今朝の相場環境はまずまず良いことから、朝方は先物を中心に小高いスタートが想定される。 米金融株高を背景に、国内金融株の目先下げ一服が見込まれるほか、米アップル社の好決算を手掛かりに、電子部材関連(「i−pad」「i−phone」関連)の動きも注目ポイント。 また、原油が再び騰勢色を強めていることから、昨日さえなかった市況関連(非鉄・大手商社)にも見直し買いが期待できそう。 一方、国内景況感は悪く(10月月例経済報告は下方修正見込み)、主要企業の中間決算も接近中であり、上値(戻り)は限定的と見られる。 日経・TOPIXの日足は目先上向きつつも(3日足・25日足ピンク)、先読みはブルーと出ており、また、TOPIX6色分布図も依然弱いことから、ここは波動の良い銘柄への個別物色(打診買い)の場面と判断される。
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