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増田足 チャート分析ソフト【 2010-10-15 増田足 概要朝刊】 NYダウ 11,094 (−2) ナスダック 2,435 (−6) 為替 81円45銭/ドル CME 9,565 (大証比−5) 原油(WTI) 82.69 (−0.32) 『米国市場は5日ぶりに小反落して引けた。』 ここ4連騰への警戒感に加え、雇用情勢を示す指標(週間毎の新規失業保険申請件数)が予想より弱かったこと、さらに銀行各行の収益悪化懸念が新たに生じたことから、小口の売りに押された。 一方、米国における追加的金融緩和期待は根強く下値も限られた。 大型優良株は小幅の上げ下げで、産金株や銀行、通信が弱く、一方、保険が小高い。 シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は9,565円と昨日の大証より5円安く、ADR(米国上場の日本株)はほぼ全面安となっている。 為替は、1ドル=81円台半ば、1ユーロ=114円台後半と、ともに円高は一服している(昨夕のロンドン時間では一時80円88銭まで円高進行)。 週末の東京は揉み合う展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1900万株、買いが1350万株で、550万株の売り越しに転じている。) 今朝は特段の材料もないことから、朝方は昨日の終値近辺で始まると見られる。 個別では、円高一服で輸出関連に買い戻しが見込まれる一方、米金融株安の影響で国内金融セクターの動きは鈍ると見られるほか、海外商品相場も小安いことから、市況関連もひと休みか。 また、政府は来週の月例経済報告(10月)において、基調判断を下方修正する見込みで、ここ景況感の悪さもあいまって、全般的に動意に乏しい揉み合い商状が考えられる。 指数の日足は、日経平均・TOPIXともに先読みピンクと足元持ち直しつつあるが、右欄の6色分布図や増田レシオの動きはさえないこともあり、週末の接近を考慮して今日は休む日と考えられる。
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