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増田足 チャート分析ソフト【 2010-10-12 増田足 概要夕刊】 『大幅続落。円高進行に加え、政府・日銀の不介入で失望売りが膨らむ。』 日経平均は200円安の9,388円で引けた。 三連休の間、G7会議が無事通過し、米欧市場もまずまず堅調だったことや、ここ円高に対する日本政府・日銀による為替介入への思惑から、寄りは意外に高く始まった。 ただ、買いの勢いは非常に弱く、短期筋の手仕舞いもすかさず出て、9時半頃、マイナスへと転じた。 輸出関連や大手金融株を中心に値を崩すものが多く、ほぼ一本調子で下値を切り下げ、前引けにかけて9,500円近辺まで下げた。 後場に入っても、下値を切り下げる展開が続いた。 上海市場の反落スタートに加え、期待した為替介入の気配も無く、失望売りや仕掛け的な売りが嵩んで、後場中頃にかけて9,400円割れまで下値を切り下げた。 輸出関連をはじめ、その他金融、紙パルプ、石油、メガバンク、証券など満遍なく売られ、値下がり銘柄数は1540と全面安で、32業種がマイナス。 一方、保険株の値保ちの良さが目立った程度で、値上がり数はわずか79にとどまった。 14時を回った頃には、多少下げ渋るかに見えたが、大引けにかけて再度売り優勢となり、安値圏で終わった。 出来高は18億9000万株、売買代金は1兆4000億円と、ともに減っている。 指数の日足は、25日足ピンクをキープしながら、3日足・先読みブルーと目先の基調はさえず、特にTOPIXは収斂下放れの兆しさえ見られる。 また、右欄の6色分布図や増田レシオも反転・悪化気味で、今日の下げは個別株にもマイナスのインパクトを与えており、幸先の悪い週明けとなっている。 来週も為替動向や海外情勢をにらみながら揉み合い相場が続くか
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