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増田足 チャート分析ソフト【 2010-10-07 増田足 概要夕刊】 『高安まちまち。日経は小幅に反落、TOPIXは小幅続伸。』 日経平均は7円安の9,684円で引けた(TOPIXは2ポイント高の846ポイント)。 米国株が冴えない値動きだったことや、一時1ドル=82円台後半に進んだ円高を嫌気して、寄り付きは輸出関連を中心に売り優勢のスタートとなった。 ただ、一昨日の日銀による追加金融緩和策に続き、米国での緩和観測など、世界的な金融緩和に伴う景気の下支え期待から下値も堅く、昨日の終値を挟んで一進一退となった。 銀行・証券株など金融関連が昨日に続いて買われ、前引けは9,700円台を回復した。 前引け後に発表された、オフィス空室率(9月の東京都心5区)が2カ月ぶりに改善したことを受け、後場寄りは、不動産が一段高となるなど堅調に始まった。 ただ、為替が介入に踏み切った9月15日よりもさらに円高進行したことから、目先筋の利益確定の売りが出て再びマイナス圏に沈むなど方向感に欠いた。 電機・自動車など円高を嫌気して輸出関連が売られたほか、ゴム、水産農林、パルプ紙などが安く、値下がりは520銘柄だった。 一方、鉱業・海運など市況関連や、不動産、証券・銀行(金融関連)のほか、小売の一角なども高く、値上がりは980銘柄で、値下がり銘柄数よりも多い。 14時過ぎよりは新たな手掛かり難や、明日のミニSQを控え様子見ムードが広がり、昨日の終値をやや下回る水準で膠着を強めたまま大引けを迎えた。 出来高は21億9000万株、売買代金は1兆4000億円と、昨日に比べると減少しているが、20億の大台は保っている。 指数の日足は、トレンドを示す25日足ピンク、3日足や明日の先読みもピンクで、上昇のエネルギーは続いている。TOPIXは3日足と25日足がゴールデンクロスして「下降の終焉F」になった。 また、右欄6色分布図や増田レシオでも、上昇波動(F・A・Bパターン)の銘柄数がいずれも増え、もたつき気味だった市場のセンチメントは急回復している
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