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増田足 チャート分析ソフト【 2010-10-05 増田足 概要夕刊】 『反発。後場途中まで小安い展開も、ゼロ金利政策復活の報を受け切り返す。』 日経平均は137円高の9,518円で引けた。 週明けの米株反落やCME・ADR安を受けて、朝方は全般に小安く始まった。 その後は、今昼の日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとのムードが強まり、売り方・買い方ともに様子見を強めた。 下値は意外に堅く、途中、プラスに転じる場面もあったが、更に上値を追う勢いもなく、前場は動意に乏しかった。 昼間のバスケット取引は売り決め優勢と伝わった影響もあり、後場から下値をじりじりと切り下げたが、13時半過ぎ、日銀による「ゼロ金利決定」が報じられると、一気に円安・株高に振れた。 市場では、ポジティブサプライズはないとの読みが強かっただけに、慌てた売り方の買い戻しが入り、9,500円台を回復した。 ここ軟調続きだったメガバンクをはじめ、保険、その他金融が高く、電機の一角や紙パルプ・情報通信・倉庫も確りで、値上がり銘柄数は1007を数えた。 一方、食品・鉱業の一角が小安く、値下がり数は518であった。 14時を回ると、戻り売りで伸び悩んだものの、引けにかけて持ち直し、今日の高値圏で終わった。 出来高は24億5000万株、売買代金は1兆5000億円と、後場から一気に膨らんだ。 日経・TOPIXの日足は25日足ピンクを維持しつつ、3日足・先読みもピンクとなり、目先勢いを取り戻している。 一方、右欄6色分布図を見ると、日経で目先改善が見られる一方、TOPIXは連日悪化を示しており、今日の戻りは225銘柄中心であることが読み取れ、まだ読みづらい。
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